週休3日制で働く人の9割が副業中?求人5.3倍時代の“新しい会社員像”

ニュース・コラム

■「週休3日制 × 副業率93%」というインパクト

最近、「週休3日制」のニュースをよく見ます。
単なる“夢の制度”ではなく、数字として動き始めました。

副業サービス「lotsful」の2025年夏の調査では、
「週休3日制の制度を利用している人」の9割超が副業を実施している
という結果が出ています。

一方で、勤務先に
「週休3日制はなく、導入予定もない」と答えた人は5割超
まだ半分以上の会社には、制度すらないのが現実です。

それでも、もし導入されたら
「ぜひ利用したい」「どちらかといえば利用したい」が59.3%
さらに「週休3日制を導入している会社へ転職したい」と考える人も
33.8%と、3人に1人以上います。

つまりいま、

「週休3日制 × 副業」は、
働き方の“ガチな選択肢”になりつつある
ということです。


■週休3日求人は5年で5.3倍。特に“現場職”で急増中

「でも実際、そんな求人あるの?」
というところも気になりますよね。

Indeed Japanの最新調査によると、
「週休3日」「週4日勤務」に言及する正社員求人の割合は、
2020年〜2025年の5年間で5.3倍に増加
しました。

特徴的なのは、その中身です。

●週休3日が増えている職種

・医療:週休3日求人 5.9%
・歯科:4.8%
・ドライバー:4.3%

いずれも、リモートワークが難しい職種です。
こうした“現場職”では、
「場所の柔軟性」の代わりに「日数の柔軟性」を出している形です。

●一方で、ホワイトカラーは「リモート」寄せ

・ソフトウェア開発:リモート47.7%/週休3日0.3%
・情報システム  :リモート31.4%/週休3日0.0%

といった職種では、
週休3日よりもリモートワークで柔軟性を確保している状況です。

ざっくりまとめると、

  • 現場職 → 週休3日で時間を作る
  • ホワイトカラー → リモートで場所を柔軟にする

という二つの流れが、同時に進んでいるイメージです。


■なぜ「週休3日 × 副業」が広がっているのか

ここからは、ちょっと視点を変えて、
なぜ「週休3日 × 副業」の組み合わせが広がっているのかを整理します。

●理由①:長く働くだけでは豊かになりにくいから

賃上げのニュースは増えましたが、
物価を差し引いた「実質賃金」はマイナスが続く月も多く、
「給料は上がったのにラクじゃない」という声もよく聞きます。

長く働くだけでは豊かになりにくい。
だからこそ、「休みを増やして、その分を副業に当てる」という
発想が出てきやすくなっています。

●理由②:スキルが“会社の外”でも価値を持ち始めたから

マーケ、デザイン、エンジニア、ライター、営業など。
会社の中で磨いてきたスキルが、
業務委託や副業としてそのまま外貨になる事例が増えました。

lotsfulの調査でも、副業経験者の月収は
「10〜20万円未満」が最多というデータがあります。

ここまで行かなくても、
月3〜5万円レベルでなら、手が届くゾーンです。

●理由③:企業側も「全部抱える」のをやめたいから

企業側から見ても、

  • 正社員でフルタイム雇用し続けるリスク
  • 人手不足で採用が難しい現実

があります。

その中で、
「週休3日制を打ち出して採用競争力を高める」
「一部の業務は副業・フリーランス人材に任せる」
という動きが広がっている、とIndeedは分析しています。


■個人的な感想:「週休3日 × 副業」は“逃げ道”ではなく“設計図”

ここからは、少し個人的な見方です。

正直、「週休3日 × 副業」は、
単なる“働き方のトレンド”ではなく、
人生の設計図の選択肢になってきていると感じています。

  • 5日間フルで会社に捧げる働き方
  • 4日は会社、1日は“自分のしごと”に使う働き方

この二つを比べたとき、
3年後、5年後に差がつくのは、なんとなくイメージできるはずです。

「週1日を、自分の市場価値づくりにあてる」。
それは、昇給が読みにくい時代の“防御”であり、
同時に“攻め”の一手にもなります。


■じゃあ、自分はどうする?今日からできる3ステップ

とはいえ、
「うちの会社、週休3日なんて気配ゼロ…」
という人も多いと思います。

なのでここからは、
制度がなくてもできる3ステップに落としてみます。

①「もし週休3日になったら、何に使うか」を決めておく

まずは、妄想レベルでOKです。

・もし週1日まるっと自由になったら
 何に時間を使いたいか?
 – 副業
 – 資格やスキルの勉強
 – 発信やポートフォリオ作り

これを一度、具体的に書き出しておきます。

理由はシンプルで、
制度が来てから考える人よりも、
「先に決めていた人」の方が一気に動けるからです。

②週休3日がなくても「疑似・週休3日」をつくる

制度がなくても、やれることはあります。

・平日の夜を「ミニ副業タイム」にする
・週末のどちらか半日を“未来の自分枠”にする
・残業を1時間減らして、その分を学びに回す

いきなり大きく変えなくてOKです。
まずは週のどこかに2〜3時間の固定ブロックをつくる。

それだけでも、
「なんとなく毎日が過ぎていく状態」からは、一歩抜け出せます。

③転職で「働き方の選択肢がある会社」を候補に入れる

lotsfulの調査では、
「週休3日制を導入している会社があれば、
機会があれば転職したい」と答えた人が**33.8%**でした。

これはつまり、

給与だけでなく「働き方ごと選ぶ転職」が
当たり前になりつつある

ということです。

転職サイトを見るときも、「給与レンジ」「リモート有無」「副業可否」

に加えて、
「勤務日数の柔軟性」もチェックしてみると、
候補の見え方が変わってきます。


■まとめ:週休3日制は“ゴール”ではなく“器”にすぎない

最後に、このニュースから拾えるポイントを整理します。

  • 「週休3日制」「週4日勤務」求人は、5年で5.3倍に増加
  • 特に医療・歯科・ドライバーなど、リモート困難な職種で導入が進行中
  • 週休3日制を実際に利用している人の9割超が副業を実施
  • 会社に制度がない人は5割超だが、「導入されたら使いたい」人は約6割

「週休3日制いいな〜」で終わらせるのは、もったいないです。

大事なのは、

その1日を、自分は何に使いたいのか?

を、ちゃんと決めておくこと。

  • 収入を増やすため
  • スキルを磨くため
  • 将来の独立や転職のため

理由は人それぞれでOKです。

ただ、「なんとなく休む1日」と
「未来の自分に投資する1日」では、
数年後の景色が確実に変わってきます。

週休3日制は、ゴールではありません。
そこに“どんな自分の物語を流し込むか”で、価値が決まります。

制度が来るのを待つだけじゃなくて、
今日から小さく「疑似・週休3日」をつくってみる。

その一歩が、
あなたの「働き方の物語」を、静かに書き換えていきます。

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